行動できないとき、
人は真っ先に自分を責める。
「意志が弱いからだ」
「覚悟が足りない」
「本気じゃないんだろう」
そんな言葉を、
自分自身に投げ続けてしまう。
でも俺は、
この考え方が多くの人を止めていると感じている。
行動できない原因は、
意志の弱さではない。
結論を一言で言う
人は、意志の力では動けない。
動くのは、環境と仕組みだ。
意志に頼って動こうとするほど、
疲れ、消耗し、
やがて動けなくなる。
必要なのは、
自分を叱ることではなく、
動ける状態を先につくることだ。
「意志で動く」という幻想
世の中には、
こんなメッセージが溢れている。
- 強い意志を持て
- 覚悟を決めろ
- 自分に勝て
確かに、意志は大切だ。
でも、意志はとても不安定なものでもある。
疲れているとき、
不安が強いとき、
情報にさらされすぎているとき。
そんな状態で、
意志に頼って行動し続けるのは、
ほぼ不可能だ。
第6週で書いた
「やりたいことが分からない本当の理由」
とも重なるが、
行動できない状態は、
内面の問題として処理されがちだ。
https://www.papa-r.info/why-you-dont-know-what-you-want/

行動できる人は「仕組み」を使っている
実際に行動できている人を観察すると、
共通点がある。
それは、
意志をあまり信用していないということだ。
代わりに、
- 予定を先に入れる
- 人に宣言する
- 環境を変える
こうした「仕組み」を使って、
行動を引き出している。
第4週で書いた
「動ける人と動けない人の決定的な違い」
でも触れた通り、
動ける人は、動かざるを得ない環境を先につくる。
https://www.papa-r.info/why-some-people-move/

俺の体験:意志に頼るほど、動けなかった
正直に言うと、
俺も長い間、
意志に頼って動こうとしていた。
やる気が出たら動く。
気合が入ったら進む。
でも現実は、
やる気は波があり、
気合は長続きしない。
結果として、
「やろうと思っていた時間」だけが増え、
行動は増えなかった。
環境を変えたとき、
この悪循環は止まった。
旅に出る。
場所を変える。
時間の使い方を変える。
すると、
意志を使わなくても、
自然に行動が始まった。
この前提は、
「旅は贅沢ではなく、人生のメンテナンスだ」
という補助記事で整理している。
https://www.papa-r.info/life-maintenance-through-travel/

行動できない人ほど、真面目で優しい
ここで、
もう一つ大事なことを書いておきたい。
行動できない人は、
決して怠け者ではない。
むしろ、
- 周囲の期待に応えようとする
- 失敗を避けようとする
- ちゃんと選びたい
そんな気持ちが強い人だ。
だからこそ、
意志に頼る構造に入ると、
消耗しやすい。
必要なのは、
自分を追い込むことではなく、
自分が楽に動ける環境を用意することだ。
行動を生む、いちばん簡単な一歩
もし今、
行動できずに止まっているなら、
おすすめの一歩がある。
それは、
意志を使わない選択をすることだ。
- 日程を決めてしまう
- 場所を変える
- 誰かと一緒にやる
意志ではなく、
環境に行動を委ねる。
それだけで、
驚くほどスムーズに動き出せる。
次につながる問い
もし今、
「もっと意志が強ければ」と思っているなら、
こう問いかけてみてほしい。
「俺は、
意志に頼らなくても動ける環境を
つくっているだろうか。」
次は、
「人生を変える人は、決断を特別扱いしない」
というテーマで、
決断にまつわる誤解を解いていく。
https://www.papa-r.info/decision-is-not-special/

